オーバル型サングラスとは?形の特徴や印象、似合う顔型を解説

サングラスを選んでいると、「オーバル」「ボストン」「ウェリントン」「ラウンド」など、さまざまなフレームの名称を目にします。

なかでもオーバル型は、シンプルなようでいて、掛けたときの印象を大きく左右するデザインのひとつです。

「オーバルは丸メガネとは違う?」「ボストンとの違いがよく分からない」「自分の顔型にも似合う?」と感じている人もいるかもしれません。

この記事では、オーバル型サングラスの形そのものに注目します。他の代表的なフレームとの違いや掛けたときの印象、顔型との合わせ方、選ぶ際に確認したいポイントまで整理していきます。

オーバル型サングラスとは?

オーバル(oval)は「楕円形」を意味する言葉です。

アイウェアでは一般に、角が少なく、横方向に長い楕円形を描いたフレームをオーバル型と呼びます。様々なサイトやメガネ屋さんでも「曲線的で長い楕円形」「楕円形のレンズ」を特徴とするフレームとして、よく説明されています。

横長の楕円を描く、曲線中心のデザイン

オーバル型を理解するうえで、一番分かりやすい特徴が「曲線」です。スクエアやウェリントンのように角や直線を感じさせる形ではなく、レンズの周囲が滑らかな曲線で構成されています。

また、同じ丸みのあるフレームでも、真円に近いラウンド型に比べると横方向に長いのが特徴です。そのため、いわゆる「丸メガネ」とは少し違った印象になります。

ラウンド型とは「縦横の比率」が違う

オーバルと間違えやすいのがラウンド型です。どちらも曲線を中心としたデザインですが、大きな違いは形の縦横比です。

ラウンドは円形に近く、縦幅と横幅の差が比較的小さいデザイン。一方、オーバルは横方向に長い楕円形です。

ラウンドのほうが「丸」という形を感じやすく、フレーム自体の存在感も出やすくなります。オーバルは横長にすることで丸さが抑えられるため、曲線的でありながら比較的すっきりとした印象にまとめやすい形です。

ボストン型とも形が異なる

もうひとつ、オーバルと比較したいのがボストン型です。

ボストンも曲線の多いフレームですが、一般的には丸みを帯びた逆三角形に近く、レンズの下側に向かってやや細くなる形が特徴です。ボストン型は「丸みを帯びた逆三角形」のフレームとして説明されることが多いです。

対してオーバルは、上下よりも左右方向への広がりを感じる楕円形。

どちらも柔らかな印象をつくりやすいデザインですが、輪郭を見ると違いが分かりやすくなります。

オーバルとほかのフレームは何が違う?

サングラスの印象はレンズカラーだけでなく、フレームの形によっても変わります。

オーバルだけを見ていると特徴が分かりにくい場合は、代表的なフレームと比較してみると、その個性が見えてきます。

ウェリントンとの違い

ウェリントンは、角に丸みを持たせた逆台形に近いデザインで、オーバルより直線的な要素が多いため、フレームの輪郭をはっきり見せたいときに取り入れやすい形です。

一方のオーバルは角をほとんど感じさせないため、フレームによる強さを抑え、顔の中に曲線を取り入れたい場合に選択肢になります。

ボストン・ボスリントンとの違い

ボストンは丸みを帯びた逆三角形、ボスリントンはボストンとウェリントンの特徴を組み合わせたデザインです。

いずれも曲線を含むためオーバルと似て見えることがありますが、オーバルはよりシンプルな楕円形です。

サングラスを正面から見たときに、下へ向かって絞られているか、横長の楕円を描いているかに注目すると違いを判断しやすくなります。

クラウンパントとの違い

クラウンパントは、丸みのあるレンズシェイプをベースにしながら、上部に直線的なラインを取り入れたデザインです。

曲線だけで構成されるオーバルと比べると、上部のラインがアクセントになり、フレームそのもののデザイン性を感じやすくなります。

こうして比較すると、オーバルの特徴は単に「丸いこと」ではなく、横長の楕円と滑らかな曲線を中心に構成されていることだと分かります。

オーバル型を掛けるとどんな印象になる?

サングラスは顔の中心に位置するため、フレームの形によって顔全体の見え方も変化します。

では、直線の少ないオーバル型は、どのような印象をつくりやすいのでしょうか。

曲線によって柔らかな印象をつくりやすい

オーバル型の大きな特徴は、角の少ない滑らかなラインです。直線的なフレームと比べると輪郭が強く出にくいため、柔らかく落ち着いた雰囲気をつくりやすくなります。

そのため「柔らかく落ち着いた印象」であったり、「表情を柔らかく見せるデザイン」として紹介されることが多いデザインです。

フレームの太さでも印象は変わる

「オーバルなら、どれを選んでも同じ印象になる」というわけではありません。

例えば、細身のフレームなら曲線の存在感が控えめになり、軽やかな印象になります。一方、太めのフレームでは楕円の輪郭そのものが目立つため、アイウェアの存在感が強くなります。

「オーバルかどうか」だけではなく、太さやサイズまで含めて見ることが大切です。

オーバル型はどんな顔型と合わせやすい?

サングラス選びでは「自分の顔型に似合うか」が気になるところです。

ただし、顔型とフレームの組み合わせに絶対的なルールがあるわけではありません。顔型は、自分に合うデザインを探すための判断材料のひとつとして考えると選択肢を広げやすくなります。

卵型は自然に合わせやすい

卵型は、比較的さまざまなフレームを合わせやすいとされる顔型です。今回の比較表でも、オーバルは「自然に馴染む」組み合わせとして整理されています。

ただし、顔の縦横比やフレームサイズによって見え方は変わるため、「卵型だからオーバルなら何でも似合う」と考えるのではなく、実際に掛けたときのバランスまで確認しましょう。

四角顔など直線的な輪郭に曲線を加える

オーバルとの組み合わせを考えやすいのが、直線的な要素を持つ顔立ちです。

例えば四角顔は、フェイスラインに直線や角を感じやすい顔型です。そこへオーバルの曲線を加えることで、顔のラインとのコントラストが生まれます。

今回の比較表にある「角ばりを和らげる」という考え方も、この曲線と直線の組み合わせとして理解すると分かりやすいでしょう。

丸顔でも「似合わない」と決めつけなくてよい

丸顔にはスクエアなどの直線的なフレームが紹介されることも多いため、「丸顔にオーバルは似合わないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、これは目的によって変わります。

直線を加えて輪郭を引き締めたいのであればスクエア系、もともとの柔らかな雰囲気を活かしたいのであればオーバルという考え方もできます。

オーバル型は、曲線を楽しめるフレームデザイン

オーバル型サングラスは、単に「丸いサングラス」ではありません。横長の楕円をベースに、角を抑えた滑らかな曲線で構成されていることが特徴です。

スクエアやウェリントンのような直線的なフレームとは異なる柔らかさがあり、ラウンドほど円形を強調しない。その中間的なバランスも、オーバルならではの魅力といえます。

最近は、少し小ぶりなオーバルや太めのフレームなど、オーバルの特徴を活かしたさまざまなデザインがあります。

サングラスを選ぶときには「自分の顔型には何が似合うか」だけでなく、自分の顔に直線と曲線のどちらを加えたいのか、どんな印象で掛けたいのかという視点でも選んでみてください。

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